【知っておきたい】モバイルファーストインデックスとは【SEO対策】

モバイルファーストインデックスとは

このページをご覧になっている方は「モバイルフレンドリー」や「モバイルファースト」という単語やその意味を一度は聞いたことがあるかと思います。ただ、この「モバイルファーストインデックス」についてはどうでしょうか?
このページでは「モバイルフレンドリー」「モバイルファースト」にふれながら、SEO対策についても重要なモバイルファーストインデックスをご紹介していきます。

1)モバイルファーストとは

モバイルファーストは一般的には「モバイルサイトから先に設計する手法」として認識されています。要するに今まではPCサイトをベースしてモバイルに組み替えていたものが、モバイルサイトを先に考えることで、よりモバイルでの閲覧に適したサイト設計にしましょう!ということです。
これに少し付け加えると、求めるコンテンツやページへの行き方もPCサイトとモバイルサイトは違います。従って、モバイルユーザーの増加に伴って変化したユーザーのホームページ閲覧環境に合わせて、ユーザー目線やユーザー導線を考えなさいよ!ということだといえます。

つまり、モバイルファーストとはモバイルサイトを先につくれば解決するということではなく、PCサイトを閲覧するユーザーとモバイルサイトを閲覧するユーザーでは、求めるデザインも異なってくることを理解した上でサイト設計を行い、ホームページの制作を行うこと求められます。

2)モバイルフレンドリーとは

詳しくはこちらの記事【SEO対策】モバイルフレンドリーなホームページを作ろう!

を見ていただくと分かりやすいと思いますが、要するにモバイル環境に合わせたサイトデザイン・サイト設計の基準、そしてその考え方のことです。モバイルファーストが概念的なものに比べると、こちらは明確な基準があります。単語の並び方からすると意外ですが、モバイルファーストインデックスとの関連性はこちらの方が高いです。

3)モバイルファーストインデックスとは

2016年10月、Googleから公式にモバイルファーストインデックス移行が発表されました。
以前はPCサイトの評価を基準として検索結果が表示されていましたが、モバイルファーストインデックスの実行でモバイル向けのページが検索結果の評価基準となりました。従って、モバイルフレンドリーではないホームページの検索結果の下落は避けられないことになり、モバイルフレンドリーなサイト設計が必須となりました。
具体的には、
モバイルファーストインデックス以前は、基本的な検索結果はPCサイトが評価基準となり、モバイル検索においてはモバイルフレンドリーで補正されていました。対して、モバイルファーストインデックス以降はスマホサイトの評価基準でPCもモバイルも表示されるようになったということです。
昨今のWEB検索に対するモバイルユーザーの増加割合からすると当然のことだともいえますね。ちょっと前まで「あるある」だったのですが、PCサイトで表示されていた情報がモバイルだと(デザインの維持的に)見えなくなっていたりしていたことが結構ありますが、モバイルファーストインデックスだとその情報は「無いもの」として扱われてしまうので検索対象外ということになりますね。
気をつけないとですね!

4)まとめ

モバイルファースト/モバイルフレンドリー/モバイルファーストインデックスはそれぞれ違う意味を持ちます。しかしそれぞれが「ユーザー目線」という共通の基準でつながっています。そしてそれがSEO対策にも密接な影響を持ちますので、今後のホームページ設計、および運用を考えていく上で重要です。