【物撮りやポートレート撮影にも最適!】プロのカメラマンが今欲しい単焦点レンズ

どんな撮影にも使える万能なレンズがあれば必ず手に入れたいですよね。「そんなレンズあるわけないじゃん」そう思った方、あるんです!マクロ撮影・スナップ撮影・ポートレート撮影の全てをカバーでき、物撮りや作品撮りの撮影も可能なレンズです。

それが【CANON EF100mm F2.8 L マクロ IS USM】。しかし、こちらの100mmマクロのレンズを実はまだ持っていないので、「今欲しいレンズ!」としてご紹介をしていきます。

CANON EF100mm F2.8 L マクロ IS USM

100mmマクロレンズの細かい仕様は以下の通りです。

【画角(水平・垂直・対角線)】20°・14°・24°
【レンズ構成】12群15枚
【絞り羽根枚数】9枚
【 最小絞り】32
【最短撮影距離】0.3m
【最大撮影倍率】1倍
【フィルター径】67mm
【最大径×長さ】φ77.7mm×123mm
【質量】約625g
【手ブレ補正効果】

通常撮影距離領域:約4.0段分※1
マクロ領域0.5倍撮影時:約3.0段分※2
マクロ領域等倍撮影時:約2.0段分※2

※1 キヤノン測定基準による。これよりも低速になると手ブレが起こりやすくなるといわれる「1/焦点距離」秒のシャッタースピードを基準としています。(使用するカメラのセンサーサイズにより異なります)

※2 マクロ撮影で手ブレを防ぐためには通常撮影に比べ約1~2段分速いシャッター速度が必要です。

っと言われても意味がわからない方も多くいるかと思いますので、これからご説明いたします。

100mmマクロレンズは2009年10月に発売されたレンズなので、発売されてから暫く経っていますが、本レンズは単焦点・マクロレンズということで、他のレンズとは一味違う描写を写し出す素晴らしいレンズです。

また、レンズの名称に【L】が入っております。これらのレンズのことをLレンズと言い、LはLuxury(豪華さ、贅沢さ)という意味があります。要は、高級で品質の良い、キャノンユーザーにとっては憧れのレンズということです。

Lレンズは高級レンズということもあり、さまざまな機能を持っています。例えば、AF(オートフォーカス)の性能の高さや、耐久性、防塵・防滴構造などの様々な面でプロのカメラマンの要求に応えることができるレンズです。

CANON EF100mm F2.8 L マクロ IS USMの特徴を簡単にご説明

マクロレンズ

マクロレンズとは一言で言うと、被写体に「寄れるレンズ」です。被写体に寄って撮影できることで、より被写体を大きく写すことができるので、肉眼では捉えられない独特な世界観で写真を撮ることができます。
普段見えないマクロの世界を写し出せるので、小さな花や生き物、水滴などを鮮明に鮮やかに表現します。料理や人物の肌の質感、まつ毛などのパーツの撮影にも大活躍です。

単焦点レンズ

単焦点レンズとはズームレンズとは違い、画角が固定されており、ズームができないレンズです。
ズームができないので、扱いづらいという多少のデメリットはありますが、そのデメリットが気にならないほど素晴らしい描写を写し出します。
100mmマクロレンズは開放絞りがF2.8と単焦点レンズとして使うには少し物足りないのですが、焦点距離が100mmの中望遠ということもあり、綺麗なボケ味を出してくれます。

手振れ補正

CANON EF100mm F2.8 L マクロ IS USMには超高性能の手振れ補正が搭載されています。100mmという焦点距離であれば、手持ちでの撮影をする際にブレにはかなり気を遣って撮影しなければいけません。しかし、超高性能の手振れ補正が搭載されていることで、手持ちの撮影においても被写体をブラさずに撮影することが容易になります。

接写以外でも活躍

CANON EF100mm F2.8 L マクロ IS USMは接写だけでなく、スナップ撮影やポートレート撮影においても欠かすことのできないレンズです。中望遠というポートレート撮影には最適な画角かつ単焦点レンズということで、主題によりフォーカスを当てて浮き立たせることができます。

CANON EF100mm F2.8 L マクロ IS USMで撮りたいもの

料理の撮影

まずは料理の写真を撮りたいですね。マクロレンズの特性を最大限に活かし、素材の質感や繊細な動きまで捉え、臨場感あふれるシズル感たっぷりの写真を撮りたいです。
グッと至近距離まで寄り、背景をふわっとボカしメリハリのある画になると思います。

ポートレート撮影

もう一つはポートレート撮影です。ポートレート撮影といっても一般的な中望遠レンズで撮れる画角ではなく、瞳などのパーツにグッと寄った撮影をしてみたいです。最大限まで寄ると片目だけを画面いっぱいに写すことができます。そんな肉眼では見えない世界をインパクトのある画角で写したいですね。

まとめ

普段見慣れているものでも、マクロレンズを通して新たな視点で見ることで、とても新鮮に感じることができます。マクロレンズを手にれて日常に隠れていたアートを発見してみたいですね。私と同じようにまだマクロの世界を体験したことのない方はぜひ一度マクロレンズをお試しください。みたことのない世界を知り、時間を忘れて撮影にのめり込んでしまうかもしれませんよ。