BtoCビジネス必見!LINE公式アカウントは中小企業にこそ活用して欲しい販促ツール
みなさんの企業では、LINE公式アカウントを活用していますか?
・登録だけしてるけど何をしたらいいのかわからない
・設定はしてみたけど全然友だちが増えない
・そもそもどういうツールなのかわかっていない
など、企業によってさまざまなケースがあると思います。
ユニクロや無印良品、サントリーなど、大企業が運用しているLINE公式アカウントは自分でも見るけれど、日本の企業の中で99.7%を占める中小企業では「なかなかうまく使いこなせていない」ところが多いのも事実です。
そこで今回は、実は活用すればするほどとっても便利な「LINE公式アカウント」について、ご紹介していきます!
LINE公式アカウントって?LINE@との違いは?
まずは、LINE公式アカウントってなに?というところから。
みなさんもきっとお使いであろうLINEはなんと、日本国内で人口の約70%(月間8,900万人)が使用しているアプリです。(※2021年6月末時点)
この強大なアプリの力を企業や店舗で生かし、LINEユーザー=消費者とダイレクトに繋がる情報サービスとして、LINE公式アカウントができました。
以前はLINE@というサービスと、LINE公式アカウントの二本柱でサービスが提供されていましたが、現在はLINE公式アカウントに一本化され、よりわかりやすく、使いやすいサービスになりました。
LINE公式アカウントで活用したいサービス5選!
メッセージ配信
LINE公式アカウント一番の基本機能。
通常のLINEアカウントと同じように、友だち登録されているユーザーに対してのメッセージ配信が可能です。テキスト、スタンプ、画像、動画などさまざまな形で配信が可能です。
【ターゲティングメッセージ】
友だち登録者数が100人以上になると、指定した属性を持つ友だちに絞り込んで、メッセージ配信を行うことができます。
性別・年齢・友だちの期間・居住エリアなど、ユーザーのLINE利用動向から推計したデータをもとに、「送りたい相手(商品やサービスのターゲット)に合わせた」メッセージ配信が可能です。
自動応答機能/チャット機能
LINE公式アカウントに登録したら、まず設定してほしいのがこの自動応答機能かチャット機能のどちらを使うか。
自動応答は、ユーザーがトーク画面で入力した際に、あらかじめ登録したメッセージで応答する方法。ランダムにメッセージを配信する「自動応答」、ユーザーが入力したキーワードに反応して自動で応答する「キーワード応答機能」、ユーザーが入力した内容をAIが判別して返信する「シンプルQ&A機能」の3種類が用意されています。
チャット機能は、自動応答を使用せず、ユーザーがトーク画面に入力した内容に対してすべて手動で応答できる機能。ユーザーの問い合わせや相談内容などに個別対応したい場合に使用します。
自動応答機能を使用している間はチャット機能が使用できない(逆も同じ)ため、どちらかを選ぶ必要があります。時間帯によって自動か手動かを切り替える設定もできるので、企業やお店のスタイルに合わせて選びましょう。
クーポン配信
ユーザーへデジタルクーポンが配信できる機能もついています。
LINE公式アカウントの管理画面では、クーポンの効果が確認できる「分析機能」があり、クーポンを開封した人数・使用した人数・ユーザーの属性などを確認できます。
ショップカード
実店舗のあるビジネスにおすすめなデジタルショップカード機能。
ポイントカードとして使うことができ、「来店ごとにポイントを貯めて数ポイントで特典サービスを行う」というサービスをLINE公式アカウントの中で完結させることができます。
ショップカードを印刷するコストを抑えられるだけでなく、お客さんが紛失してしまったり財布の中でポイントカードを探す手間もなくなり、店舗にもお客さんにもWin-Winなサービスです。
リッチメニュー
リッチメニューは、どこかしらの企業や店舗のLINE公式アカウントに友だち登録している方なら絶対に見たことがある、画面の下部にデザインされたボタンが表示される機能のことです。
視覚的にメニューを選んでクリックできるため、誘導効果が上がり、ユーザーがWEBサイトやLINE公式アカウント内で提供しているサービスに移動しやすくなります。
友だち登録者を増やす方法&ブロック率を減らすには
LINE公式アカウントに登録したはいいものの、全く友達が増えない……。
増えたと思ったらすぐにブロックされてしまう……。
そんな悲しい経験をお持ちの担当者さんも多いはず。
LINE公式アカウントの情報発信機能を最大限に使うには、まずは友だち登録をしてもらい、友だち状態を継続してもらうことがなにより大切です。
では実際に、友だちに登録してもらうには、ブロックをされないためには、どんなことができるでしょうか。
アカウントの周知方法を見直す
とても基本的なことですが、「友だち登録者が増えない」と嘆く前に、登録してくれそうな人(ターゲットユーザー)に対してLINE公式アカウントが存在していることの周知が行き届いているかを見直してみましょう。
店舗であれば、LINE公式アカウントのQRコードや案内をテーブルやレジの前に設置する。
企業であれば、他の媒体の広告にLINE公式アカウントのQRコードを掲載する、他のSNSで周知する……など、まずは「LINE広告アカウントをやっている」ことを知ってもらいましょう。
「ユーザーが友だち登録するメリット」をアピールする
人は、「自分に有益な情報」を求めています。
LINE公式アカウントを運用する企業や店舗側は、この「有益な情報」を発信できるかどうか、で道が分かれます。
自社の商品をひたすら説明したり、メッセージを送り続けるのではなく、「なにがユーザーにとってメリットになるのか」をアピールしましょう。
以下のような施策を取ると効果的です。
クーポンを活用する
クーポンの配信先は「全体公開」または「友だちのみ」から選択することができます。
既存ユーザーにアプローチしたいなら友だちのみ、新規ユーザーにアカウントを周知したいのであれば「全体公開」にするなど、使い分けることで友だち登録者を増やすorブロック率を減らす効果が期待できます。
また、最初に届く「あいさつメッセージ」にクーポンをつけることによって、すぐにブロックされてしまう確率を下げることができます。
クリエイティブにこだわる
WEBサイトや他の広告と同じで、発信された情報が「かわいい・かっこいい・おしゃれ・安い」など、直感的にユーザーに届かなければ意味がありません。
テキストのみでメッセージ配信を行うより、きちんとデザインされたクリエイティブ画像を配信した方がより直感的に届き、クーポンやリッチメニューをクリックする確率をアップさせます。
せっかく友だち登録をしてくれていても、すべてテキスト配信で長々とした案内が届くだけ……では、自分がユーザーであったとしても敬遠しますよね。
ユーザーにとって何が見やすいか、魅力的かを考えることが必須なのは、WEBサイトでもチラシでもパンフレットでもLINE公式アカウントでも、同じことです。
まとめ
さて、今回はLINE公式アカウントの活用方法についてご案内してきました。
無料で気軽に始められる販促ツールとしては、LINE公式アカウントは非常に優秀なサービスです。(配信メッセージの数が1,000通を超えると有料プランになりますが、それでも月5,000円と格安です。→料金についてくわしくはこちら)
新型コロナウイルス感染症の影響などで、広告にかかる費用をできるだけ抑えたいと考えている中小企業・店舗も多いと思いますので、まずはLINE公式アカウントのような「今できること」からコツコツと始めてみても良いですね。
もちろん、活用方法はわかったけど、自社の商品やサービスをどうアピールしたらいいのかわからない、というブランディング面での課題を抱える企業さんもあると思います。
そんな時は、弊社でご提案~LINE公式アカウントの運用代行(デザイン作成・設定代行など)も行っていますので、ぜひお気軽にご相談・お問い合わせくださいね。