【何ページ必要?】ホームページを開設する時に必要なページ数とは?
WEBサイトやECサイトを初めて制作する方は、「どのくらいのページ数を確保すれば良いのか?」「どんなコンテンツが必要になるのか?」よくわからないという話を耳にします。
サイトからのネット集客で、SEOを導入する場合には、沢山のページを制作して規模を大きくしていかなければ、SEO対策で苦戦することが予想されます。
一方、サイトからのネット集客を考えていない方、とにかく制作費をおさえたい方は、必要最低限のWEBページの数と基本のコンテンツを確保するだけで十分と言えるでしょう。
今回は、初めてのホームページ制作で必要なページ数について、初心者の方向けに紹介をさせていただきます。
ページ数に正解はない
まず大前提として、ホームページの適切なページ数は業界や目的、会社規模などによって異なります。
大学などのように様々なユーザー(受験生・在学生・保護者・地域の方など)に見られるホームページであれば、ページ数は増えて当然です。また、ネットショップなどの場合は、静的な固定ページは少なくても、商品ページが膨大になることもあります。
一方、ブランドの世界観だけを伝えるようなサービスページであれば、1枚もののLPのような形で制作することもあります。
このように、ホームページのページ数に正解はありませんので、置かれた環境に照らし合わせながら考えていく必要があります。
コンテンツのページは少ない方が良い
ページ数が多い方が一見、リッチなホームページに見える気持ちはわかります。しかし、一般的なユーザーが企業のホームページで閲覧するページ数は、平均して3ページほどとも言われており、あまりにもページ数が多いと、かえってUX/UIを低下させることにつながります。
例えば、クリニックのホームページを閲覧するユーザーであれば、「アクセス」「診療時間」「診療科目」「特徴」くらいの情報がわかれば、それだけでコンバージョンにつながります。これに、情報を補完するページとして「よくある質問」「設備・機器」などがあれば、ユーザーのニーズは十分に満たしますし、それ以上ページがあっても目的の情報が探しづらくなるだけです。
ページの階層も極力少なく
ホームページの構成を考える場合は、ページ数だけでなく、階層も大切な要素です。
トップページが1階層目。そこからから飛んだ下層ページが2階層目で、さらに深堀するページがあれば3階層目にあたります。
3階層目まで設けてしまうと、ユーザーは自分が今どこにいるのかわからなくなって、結果的に目的の情報にたどり着くことができなくなるリスクを生じさせますので、できれば、2階層までで構成を考えましょう。
しかし、ページ数が多いにもかかわらず、2階層に抑えようとすると、それはそれで見づらいホームページになってしまいます。総合病院や大学のように、どうしてもページ数が多くなってしまう場合は、3階層目を設けてページをグリーピングしていくことも許容していかなければなりません。
コーポレートサイトのページ数
「予算は限られるが、それなりに充実させた内容にしたい」という方は、10ページ~20ページを目安にしましょう。
10~20ページあれば、パンフレットのようなホームページが作れます。魅力的なキャッチコピーや写真を添えれば、自社のことをより深くアピールできるでしょう。
簡素なホームページの構成例は次のようになります。
・トップページ
・事業内容
・代表挨拶
・企業理念
・会社概要
・事業所紹介
・採用情報
・ニュース
・お問い合わせフォーム
・個人情報保護方針
実際のサイトマップ例
サイトマップとは、直訳すると「サイトの地図」。サイトを訪問した人や検索エンジンに、そのWebサイトにどのようなページが存在するかを伝えるためのページやファイルです。Webサイト全体の構成やコンテンツの内容が一覧でわかりやすく記載されています。
ここで、実際に使用されているサイトマップを一つご紹介します。
これは実際に自社で制作した企業のサイトマップです。階層を少なくし、ページ数も13ページに抑えています。必要以上にページを増やそうとするのではなく、あくまで見る人とって見やすいHP制作を心がけましょう。
WordPressでページを増やそう
創業期に名刺程度のホームページを作るのであれば、少ないページ数で済みます。
しかし前述のとおり、集客に注力するのであれば、SEO目的にページ数を増やす必要があります。そのときに効果的なのが、「オウンドメディア(ブログ)」の活用です。
オウンドメディアについての詳しい説明はこちらからどうぞ。
オウンドメディア(ブログ)の運営も想定した場合、おすすめなのがwordpressです。
WordPressは、ホームページの制作や更新が簡単にできる無料の管理システム。
もともと、ブログシステムをベースに開発されたということもあって、ホームページだけでなく、オウンドメディアを開設するときにも多く用いられます。
手軽にページ数を増やすのに、WordPressがおすすめな理由は次のとおりです。
ページを簡単に増やせる
WordPressは、管理画面からボタン1つで、簡単に新規ページを作成可能。HTMLやCSSのようなWeb制作スキルは必要ないため、ホームページのページや、オウンドメディアの記事も増やしやすいのです。
ページ公開数が無制限
WordPressだと、公開できるページ数は無制限です。
近年、ホームページを簡単かつ無料で作成できる「ホームページ作成ツール」は、いくつか存在します。
しかし、公開できるページ数が制限されている物も多いです。
「創業期にはそれほどページ数は必要ない」と思っていても、ホームページを運営していくなかで増えていくこともあります。その点、WordPressなら安心です。
更新管理がラクになる
WordPressは、既存ページの更新管理も得意としています。
ページ数が多くても、管理画面の「記事一覧」を更新日順に並べ替えられるため、古いページをすぐに見つけることが可能です。
その他、「検索」もできるので、何か突発的な理由でページを更新する必要が出たとしても、目的のページをすぐに見つけられます。
まとめ
ホームページのページ数は、ユーザー目線に立って「どんな情報を求めているのか?」と自問自答し、ある程度コンパクトにまとめることをお勧めします。言うまでもありませんが、ページ数を減らしすぎて、結果的に情報量が減ってしまっては意味がありませんので、情報量を減らしすぎない範囲でコンパクトにまとめる努力をするべきです。
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