【SEO対策】モバイルフレンドリーなホームページを作ろう
モバイルフレンドリーとは、スマホやタブレットなどのモバイル端末で閲覧したホームページがユーザーにとって使いやすいものであるかを示す概念です。また、この概念は2015年4月21日から検索順位を決める要素になっていることをGoogleが発表しており、SEO対策の上でも重要な要素です。このページではモバイルフレンドリーなホームページとはどのようなものか=どのようなサイトをつくるべきかを中心に解説していきます。
1)なぜモバイルフレンドリーが重要なのか
なぜモバイルフレンドリーが重要なのか。これはもう改めて説明する必要もないかもしれません。
スマホの普及に伴い、個人の検索ではPCからの検索量よりスマホからの検索量が上回っています。実際に弊社が管理しているサイト(BtoC)では80%以上がモバイル端末からの検索です。これは検索順位云々を別にしても、モバイル端末での表示に適したサイト設計が求められています。
2)モバイルフレンドリーなホームページとは
モバイルフレンドリーなホームページとは、モバイルサイトを利用するユーザーにとって使いやすい設計になっていること。Googleはモバイルフレンドリーなホームページの基準として、具体的に以下の4点を挙げています。
- 携帯端末で一般的ではないソフトウェア(flashなど)を使用していない
- 拡大表示する必要がない大きさのテキストを使用している
- コンテンツのサイズがデバイスのサイズと一致している
- リンクが正しくタップできる大きさと間隔のボタンサイズ
上記のような表現をすると難しく感じますが、要するにモバイル端末において、ユーザーが何らかの特別な手段や操作をすることなく、快適にホームページが閲覧できるように設計しなさい!ということです。
3)モバイルフレンドリーとモバイルファーストインデックス
2016年10月には、Googleからモバイルファーストインデックス移行が公式に発表され、モバイルフレンドリーの重要性がより増しました。実際はモバイルフレンドリーとモバイルファーストインデックスは全く別の概念ですが、Googleがモバイルをより重視していることを示す重要な出来事です。
4)モバイルフレンドリーの対応方法
ホームページをモバイルフレンドリーに対応させる方法は以下の3つ
・ユーザーエージェントでページを分ける
これはURLはPCもモバイルも共通のものを利用しますが、ユーザーエージェント機能で画面サイズ・デバイスサイズに適したファイルを呼び出す方法です。
・PC/モバイルで別のURLを用意する
こちらはセパレートタイプのホームページ設計です。但し、PCとスマホのそれぞれのページの関連性を正確に設定する必要があります。
・レスポンシブホームページ
レスポンシブデザインは画面サイズでUI構造を変化させるため、URL・ファイル共にPCもスマホも同一です。Googleはこのレスポンシブデザインを推奨しています。
5)モバイルフレンドリーまとめ
ホームページの主目的のほとんどは、ビジネスだったりイベントだったりの成功です。
そこに余程特別な理由がない限り、検索順位は成功するための重要なポイントの一つです。また、特に個人に向けたホームページの場合は、閲覧についてもモバイル端末がメインです。
快適に閲覧できて検索順位にも好影響があるモバイルフレンドリー対策は、これからのサイト設計において必須で行うべきことでしょう。