インスタグラムのハッシュタグ(#)活用のポイント
インスタグラムを利用してプロモーション活動を行っている、或いはこれからインスタグラムをビジネス活用しようとしている方、「ハッシュタグ」についてきちんと知っていますか?
ハッシュタグはインスタグラムで広告宣伝活動を行う上で欠かせない要素、というよりハッシュタグを適切につけることができるかが、これからインスタグラムで行う広告宣伝活動の成否の鍵を握っていると言ってもいいでしょう。
写真を撮影して、その写真を投稿するだけでは残念ながらインスタグラムをプロモーション活動に活用できているとは言えません。
「インスタグラムを制するには、まずハッシュタグから。」
時には写真よりも重要な場合もある、インスタグラムのハッシュタグ。今回はインスタグラムのハッシュタグの重要性と活用のポイントをご紹介します。
1)そもそもハッシュタグ(#)とは
ハッシュタグとは投稿した記事を様々なキーワードでカテゴライズして検索しやすくするためにつける目印のこと。「#ラーメン」の「#」←これのことです。
インスタグラムでは、このハッシュタグ+キーワードで検索することで、自分が興味がある商品やサービス、或いは出来事などが関連する投稿を見ることができます。
また、インスタグラムはこのハッシュタグをフォローする機能がありますので、アカウント自体をフォローするのではなく、ハッシュタグをフォローして情報収集するユーザーも多数存在します。
実際に考えてみてください。
有名なタレントやインスタグラマーならアカウント自体ををフォローしてもらえるかも知れませんが、それを自身に置き換えてみたらどうでしょうか?
自身のアカウントを見つけてもらうこと自体、なかなか難しいのではないでしょうか?
適切なハッシュタグをつけることで、自身のアカウントや投稿に辿りつく可能性が高まります。
【POINT】
・ユーザーが興味を持っている投稿を見つけるためには、ハッシュタグ+キーワードで検索する。
・インスタグラムにはハッシュタグをフォローする機能がある
2)ハッシュタグ(#)の付け方1
ハッシュタグの付け方はとても簡単です。
半角の「#」をキーワードの前につけるだけ。そしてフィード投稿ではハッシュタグは30個までつけることが出来ます。(ストーリーは10個)なるべく多くのハッシュタグをつけることで、様々なハッシュタグ検索で見つけてもらいやすくなります。出来る限り、多くのハッシュタグをつけるようにしましょう。
3)ハッシュタグ(#)の付け方2
次にどのようなハッシュタグをつけるべきか?です。
まず投稿のメインのキーワードについて。
ハッシュタグにはサジェスト機能がありますので、投稿のメインのキーワードにはこのサジスト機能から投稿が多いものを適宜選んでおけば問題はないでしょう。(投稿が多いハッシュタグ=人気のある、検索されやすいものと言える)
とはいえ、人気のあるハッシュタグは投稿件数も多く、さらに同じタグを持った新しい投稿などにも埋もれやすいと言ったデメリットもあります。
従って、ミドルワード/スモールワードのハッシュタグを取り入れることで、より具体的な情報を求めているユーザーに投稿を見てもらうようにすることも効果的なハッシュタグの活用方法です。
「#ラーメン」の例を画像を見ながら確認してみましょう。
「ラーメン」のみの場合は投稿がなんと1269万件!かなり人気のハッシュタグであることがわかりますね。
2番目の「塩ラーメン」では53.9万件。3番目の「にぼしラーメン」は5,000件以上のハッシュタグがついた投稿があるようです。
このように、より情報を具体的にしていくことで全体の投稿数は減っていきます。しかし同時に、具体的な情報を知りたい人にはピンポイントに自身の投稿を見てもらえる可能性が高まります。また、インスタグラムの場合「ラーメン」と「らーめん」のようにカタカナと平仮名の違いは別のハッシュタグになりますので、このようなキーワードの「揺らぎ」も投稿のハッシュタグリストに加えておくのも面白いかも知れません。
4)ハッシュタグ(#)の付け方3
次はハッシュタグのルール決めです。
ハッシュタグはフィード投稿なら30個までつけることができます。
(※ストーリー投稿は10個までですが、今回はフィード投稿の30個を前提としています)
その30個の中で、
「商品やサービスに関すること」「場所に関すること」「”〇〇部”や”〇〇好きと繋がりたい”などのコミュニティに関すること」「投稿する内容から連想するもの」などをバランスよく振り分けていきます。また、ハッシュタグは改行して綺麗に整えて見やすくするのもユーザー目線で大事です。
5)まとめ
ユーザーの情報収集源が多様化している現在、インスタグラムをはじめとするSNSを有効に活用することは、これからのプロモーション活動において必須です。特に現在SNSを活用していない場合は、SNSを効果的に活用することで新たなビジネスチャンスを生むことができるかも知れません。是非、活用して見てください。