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2026.01.26
書店経営にホームページが欠かせない理由
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はじめに
書店を取り巻く環境は、大きく変わりました。
紙の本が売れなくなった。
そう語られる場面も増えています。
しかし、本そのものが不要になったわけではありません。
変わったのは、本と出会う「入口」です。
その入口として、今、重要性を増しているのがホームページです。
書店経営において、欠かせない存在になりつつあります。
この記事では、
なぜ書店にホームページが必要なのか。
その理由を、整理してお伝えします。
書店は「見つけてもらう場所」になった
かつて書店は、通りにあれば自然と人が入りました。
今は、その前提が崩れています。
来店前に、多くの人が情報を調べます。
スマートフォンで、書店を探します。
このとき、
ホームページがない書店は、選択肢に入りません。
存在していても、
「見つからない店」になってしまいます。
ホームページは、
書店の存在を知らせるための、基本装備です。
書店の魅力は、外から見えにくい
書店の魅力は、棚の並び方にあります。
選書の視点にも、個性が表れます。
しかし、
その魅力は外からでは伝わりません。
ホームページがあれば、
書店の考え方を言葉にできます。
なぜこの本を置くのか。
どんな読者に届けたいのか。
それを伝える場所が、ホームページです。

大型店との差は、情報で埋められる
資本力では、大型店に勝てません。
品ぞろえでも、差はあります。
しかし、
情報発信では対等に戦えます。
小さな書店だからこそ、
語れる物語があります。
店主の視点。
地域との関わり。
それらは、
ホームページでこそ伝わります。
検索結果は「新しい書店マップ」
今、人は地図より検索結果を見ます。
「書店 地域名」で調べます。
検索結果に表示されるかどうか。
それが、来店数を左右します。
ホームページがあることで、
検索に表示される可能性が生まれます。
SNSだけでは、
検索には弱いのが現実です。
SNSとホームページは役割が違う
SNSは、流れていく情報です。
投稿は、すぐに埋もれます。
一方、
ホームページは蓄積する場所です。
営業時間。
アクセス。
取扱ジャンル。
これらは、
常に見られる情報であるべきです。
SNSは入口。
ホームページは拠点。
役割を分けて考える必要があります。
来店前の不安を減らせる
初めての書店は、入りづらいものです。
どんな雰囲気か、わからないからです。
ホームページに写真があれば、
店内の様子が伝わります。
店主の言葉があれば、
安心感が生まれます。
不安を減らすことは、
来店の後押しにつながります。
書店は「体験」を売る場所
本は、ネットでも買えます。
価格でも、勝てません。
それでも書店に行く理由。
それは、体験です。
棚を眺める時間。
思いがけない一冊との出会い。
その価値を伝える場として、
ホームページは機能します。
イベント情報を正しく届けられる
書店では、
イベントが行われることもあります。
著者トーク。
読書会。
サイン会。
これらの情報は、
正確に、まとめて伝える必要があります。
ホームページがあれば、
情報の整理ができます。
結果として、
参加率も高まります。
信頼は「情報の整理」から生まれる
情報が散らかっていると、
信頼は生まれません。
営業時間が不明。
定休日が曖昧。
連絡先が見つからない。
これだけで、
来店をやめる人もいます。
ホームページは、
信頼の土台を整える場所です。
書店の想いを、言葉にできる
書店を続ける理由。
本を扱う意味。
それらは、
数字では測れません。
しかし、
言葉にはできます。
ホームページは、
その想いを残す場所です。
共感した人が、
読者になり、常連になります。
採用にも効果がある
書店で働きたい人は、
理念を重視します。
どんな本が好きな店か。
どんな姿勢で仕事をしているか。
ホームページがあれば、
その姿勢を伝えられます。
結果として、
ミスマッチも減ります。
小さな改善を積み重ねられる
ホームページは、
一度作って終わりではありません。
少しずつ、
育てていくものです。
文章を足す。
写真を変える。
情報を整える。
その積み重ねが、
書店の資産になります。
書店経営に、正解はない
書店の形は、店ごとに違います。
正解は、ひとつではありません。
だからこそ、
自分の言葉で伝える必要があります。
ホームページは、
そのための器です。
まとめ
書店経営において、
ホームページは贅沢品ではありません。
必要最低限の、
経営基盤です。
見つけてもらうため。
魅力を伝えるため。
信頼を積み重ねるため。
書店が続くために、
ホームページは欠かせません。
小さくても構いません。
まずは、伝える場所を持つこと。
それが、
これからの書店経営を支えます。