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2025.11.17

熊本名物を全国に届ける!食品製造業にHPが欠かせない理由とは?

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熊本には、県民にとってはお馴染み、県外の人から見れば“特別なごちそう”と感じられる名物食品が数多く存在します。

昔ながらの郷土料理

からし蓮根、馬刺し、いきなり団子、辛子高菜、太平燕など、昔ながらの郷土食から、地元企業が独自の製法で作った加工食品、スイーツまで、その魅力は幅広く、地域の食文化として強く根付いています。こうした食品は、近年ネット販売の普及とともに、地元だけでなく全国各地にファンを持つ時代になりました。

しかし、その「魅力」をしっかり届け続けるためには、単に良い商品を作るだけでは不十分になってきています。商品がどれだけおいしくても、そのよさが伝わらなければ、消費者や取引先に選んでもらうことが難しくなってしまいます。そこで重要になるのが、企業の「顔」としての役割を果たすホームページです。

ホームページが必要な理由とは?

現在、地方の食品メーカーであっても、オンライン販売やSNSを通じて全国から問い合わせを受けることが一般的になっており、ホームページがあるかないかで売上や信用の差が大きく生じるようになりました。特に食品製造業は「安心・安全」が最も重要視される業界のため、HPによる情報公開や信頼の可視化が大きな役割を担っています。
ここからは、熊本の食品製造業がHPを整備すべき理由を5つのポイントから詳しく説明します。

① 安心・安全の証明になる

食品を購入する際、多くの消費者が気にするのは「安心して食べられるかどうか」という点です。
とくに加工食品の場合、製造工程や原材料を見ることができないため、情報開示の度合いがそのまま企業への信頼につながります。

その点、ホームページは“安心・安全”をきちんと伝えるための最適な場所となっています。
工場や調理施設の写真、衛生管理の体制、原材料の産地、アレルギー情報、製造のこだわり、品質管理の方針など、これらを明確に掲載することで「信頼できる食品を作っている会社」という印象を与えることができます。とくに近年は、SNSで食品事故が瞬時に拡散される時代です。だからこそ、企業が率先して情報を開示しているかどうかが、消費者の判断に大きく影響します。

また、取引先の企業にとっても、品質管理の情報は非常に重要なチェックポイントです。ちょっとした情報でもホームページに公開されていれば、「きちんとした体制で作っている会社だ」と評価され、商談の進行や取引開始の判断にもプラスに働きます。

② 名物の魅力を全国に発信することができる

熊本の食品は、品質の高さや味へのこだわりだけでなく、地域性やストーリー性を持っているものが非常に多いのが特徴です。
たとえば「からし蓮根」や「いきなり団子」は、歴史や背景を知ることでさらに興味を引き、より魅力的に感じられる商品です。しかし、その魅力を広く伝えるためには「発信する場所」が必要となります。

ホームページでは、紙のパンフレットでは伝えきれない情報を豊富に載せることができます。美味しさが伝わる写真、調理風景や製造工程の動画、生産者の想いを語ったストーリー、商品のおすすめの食べ方、季節限定商品の紹介など、さまざまな角度から商品の魅力を伝えることで、全国のファンを増やすことができます。

また、商品の背景にあるストーリーやこだわりを丁寧に伝えることで、“商品の価値そのもの”を高めることができます。このような情報はSNSで拡散されやすく、口コミの広がりにも大きく貢献します。

③ BtoBの取引先が「必ず」ホームページを見る

食品製造業の商談において、取引先企業が相手のHPを確認するのはもはや常識といっていいほどの流れになっています。特に、飲食店、小売店、卸会社は新規取引の前に必ずホームページをチェックし、会社の規模や実績、取り扱い商品、設備、方針などを確認します。

ですが、そこでホームページが存在しない場合はどうでしょうか?
その場合、企業規模が分からず、「本当に安心して取引できる会社なのか」という疑問を持たれてしまうことがあります。また、ホームページが古いままで放置されている場合も、「情報更新をしていない=管理体制が整っていない企業なのでは?」という不信感を与えてしまう可能性があります。

その一方で、ホームページがしっかり整備されていれば、商品一覧、取引実績、OEM・PB対応、工場設備、沿革などが一目で分かり、商談の事前段階から信用を得ることができます。
ホームページはまさに「商談への入口」であり、営業活動を強力に後押ししてくれるツールになるのです。

④ 採用強化にもつながる

食品製造業は、全国的に人材確保が難しいと言われている業界です。とくに若い求職者は企業のホームページを自然にチェックするため、ホームページの有無や情報量が採用の応募数に大きく影響します。ホームページに、工場の様子、スタッフのコメント、職場の雰囲気、一日の仕事の流れ、福利厚生などの情報が載っているだけで、「安心して働ける会社」という印象を与えることができます。
とくに食品工場は仕事内容が想像しづらい職種でもあるため、写真や動画で明確に見せることで応募ハードルが下がります。

また、採用情報が丁寧にまとめられていると、企業としての信頼感が高まり、応募者のミスマッチも減少します。

⑤ EC・SNS広告との連携で全国販売が可能に

食品製造業にとって、HPは単なる“情報を載せる場所”ではなく、実際の売上につながる導線の中心となる存在です。特に地方企業が県外・全国の顧客を獲得するためには、HPとEC、そしてSNS広告を連動させる仕組みづくりが非常に重要になります。

まず、ホームページにオンラインショップを設置することで、全国どこからでも24時間購入できる環境が整います。
たとえば、商品ページに魅力的な写真や“美味しさの理由”を丁寧に記載し、カートボタンを分かりやすく配置することで、離脱率が大きく改善されます。とくに食品は「衝動買い」が多いため、SNSで興味を持ったユーザーをすぐに購入ページへ誘導できるようにすることがポイントです。

次に、SNS広告との連携です。InstagramやFacebook広告では、地域・年齢・興味関心でターゲットを細かく設定できます。例えば、“熊本出身の県外在住者”“郷土料理に興味のある層”“お取り寄せグルメ好き”といったターゲティングが可能です。
ターゲットに向けて、商品写真やレシピ動画を流し、そこからホームページの商品ページへ誘導することで、購買意欲の高いユーザーに直接アプローチできます。

また、ホームページ側でも、SNS広告と連動しやすい仕組みを整えることが大切です。
具体的には下記のようになります。

  • 商品ページにInstagram投稿を埋め込む
  • SNS限定クーポンを発行して購入導線を作る
  • 広告クリック後に表示される“特設LP”を作る など、広告から購入までの流れをスムーズにする工夫が効果的です。

さらに、Google検索との相性も重要です。近年は「熊本 名物 お取り寄せ」「馬刺し 通販」「辛子高菜 ギフト」などの検索ニーズが高まっています。ホームページにレシピ記事や商品の原材料ストーリー、地域にまつわるコラムなどを掲載し、SEO対策を行うことで、検索エンジンからの流入も増やせます。実際、地方の食品メーカーでは、こうした記事経由で月数千〜数万人がホームページに訪れるケースも珍しくありません。

SNS広告(“知ってもらう”)
    ×
ECサイト(“買ってもらう”)
    ×
SEO(“探されたときに見つけてもらう”)

この3つをホームページを中心に連携させることによって、地方にいながら全国へ販売できる“売れる仕組み”が完成します。

実際に、この仕組みを活用して、地元企業が年間の売上の半分以上を県外・オンラインで獲得している例も増えており、ホームページの整備はますます重要性が高まっています。

【まとめ】

熊本の名物食品を全国へ届けるためには、ホームページは単なる“会社紹介”にとどまらず、「信用」「販路拡大」「売上アップ」を実現するための重要な土台となります。商品の魅力、生産者の想い、安全性の取り組み、ブランドの物語を分かりやすく伝えることで、お客様の信頼を獲得し、地元の味を全国に広げる力が生まれます。

地域の食文化を未来へつなげるためにも、ホームページを活用した“伝わる・選ばれる・売れる”仕組みづくりは、これからの食品製造業にとって欠かせない取り組みだといえるでしょう。

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