【写真好き集まれ!】プロカメラマンが使うプリセットをご紹介
自分の写真をもっと充実させてくれる「プリセット」。「プリセット(Preset)」は、「あらかじめセットされたもの」を意味することば。写真とセットで「プリセット」と使われる場合は、「写真の色味や質感を変える調整機能が、すでにセットされたファイルのこと」を指します。
私は写真の色味や質感の編集をするときは、「Adobe」が提供している写真編集ソフトウェアの「Lightroom」や「Bridge」を使用しています。今回はその「Lightroom」や「Bridge」で使用できるプリセットをご紹介します。
プリセットとは?
「プリセットなんて言葉聞いたことないよ!」という方は「Instagram」や「VSCO」などの写真関連アプリの「フィルター」を思い浮かべていただくとわかりやすいかもしれません。つまり、ワンクリックで写真の編集が簡単にできるということです。
「Lightroom」や「Bridge」などで写真を編集するときは、露光量や、シャドウ、ハイライトなどの基本補正のパラメータを触っていくと思いますが、一度プリセットを準備しておけばクリック一つで簡単に同じ色味補正ができます。
実際に使ってみよう!
プリセットについて少し説明しましたが実際に使ってみないとわからないですよね。ということで、プリセットの使用前と使用後の写真を並べて「こんな風に変化します!」という例をお見せします。
プリセット使用前
プリセット使用後
いかがでしょうか?プリセットの使用前の写真と使用後の写真では全然違いますよね。使用後の方が写真に深みを感じられます。
では、どのようなプリセットを使用しているのか、また、プリセットの中身まで全てお見せいたします。
基本補正
トーンカーブ
HSL補正
このようにひとつひとつのパラメータを少しずつ補正しております。補正する時は仕上がりをイメージしてそのイメージに向かって色味を調整しています。
全ての色味補正をし終わった後に、プリセットを登録します。実は「Lightroom」や「Bridge」には元々いくつかのプリセットが準備されておりますので、そこに自分のプリセットも新たに登録する形となります。
登録方法はプリセットという項目にから設定します。
新規プリセット
これだけです。
そしてプリセットを使用したいときは新しく作成したプリセットをクリックするだけ。すごく簡単ですよね。
プリセットはいくつも作成することができるので、写真に合わせて自分の理想の色味補正ができるプリセットを準備しておくと写真の編集が短時間で簡単にできるかもしれません。
またプリセットを使用した後も、パラメータを触ることはできるので、プリセットを使用後に色味の微調整をかけることもできます。
まとめ
今回は私の一つのプリセットの中身をご紹介しました。写真をもっとグレードアップさせたい方や、編集の方法がいまいちわからない方はまずはそのまま真似をしてみてはいかがでしょうか。真似をしていくうちに自分の好きな色味や雰囲気が見つかるのではないでしょうか。