【初心者必見!】目的で変わるホームページの種類について解説!
最近では、企業がホームページを持っているのが当たり前の時代になってきました。しかし、
目的や用途をしっかりと考えずに作ってしまうと、間違いなく失敗します。
実は、一口にホームページと言っても種類はさまざまで、ビジネスの目的に合わせて制作する必要があります。
この記事では、これからホームページを開設したい・運用していこうと考えている企業様やご担当者様に、「目的別に制作すべきWebの種類について」を理解していただくために簡単にご説明します。
ホームページとは
ホームページとは、複数のWebページから構成される一つの集合体のこと。「トップページ」や「会社概要」など、さまざまなWebページのまとまり全体を指してホームページと呼びます。
「Webサイト」という言葉も良く聞きますが、日本ではこの2つの言葉の意味に違いはありません。
ホームページは24時間365日、場所や時間を選ばず会社の休業日でも会社の事業を案内してくれる大変便利なツールです。
しかし、事前の準備なしで作ってしまうと、他者から見て分かりにくい何か中途半端なものができてしまい意味がなくなってしまうこともあります。それでは本末転倒で意味のないサイトになってしまいます。
HPを作る前段階で大切なことは、「ホームページの役割を知る」こと、「ホームページを開設する目的を明確にする」ことです。
ホームページの種類とその目的
ここからは、ホームページの種類と目的の組み合わせを7つ紹介します。それぞれの目的を理解すれば、自社に最適なホームページの種類が分かるので、ぜひ参考にしてください。
それぞれの種類を説明します。
コーポレートサイト
コーポレートサイトとは、会社の情報をメインとしたホームページです。目的として、「会社のことを知ってもらう」ために作ります。
コーポレートサイトは、顧客、取引先、求職者、従業員、投資家など、あらゆるステークホルダー(利害関係者)に閲覧されます。
企業の正式名称や本社、支社の所在地、アクセス、役員の情報、企業の沿革や歴史、社員の数や社屋についてのページを制作するのが一般的です。中には、コーポレートサイトの中に採用ページを作るケースもあります。
ランディングページ(LP)
商品やサービスの購入・申し込みをしてもらうことがランディングページの目的です。インターネット広告やSEO対策で見込み顧客が検索するであろうキーワードで表示させてアプローチしていくのが一般的でしょう。
サイトの種類として紹介していますが、ランディングページは一般的に「1枚のWebページ」で構成されています。そのため、コーポレートサイトでは1つのサイトに複数のコンテンツを用意するのが一般的ですが、ランディングページではページ分けすることはあまりありません。
オウンドメディア
本来の意味は、その企業が持っているメディアの総称のことをいいます。しかし、この意味が変わりつつあり、多種多様なコンテンツを用意して商品やサービスの魅力を伝えていくサイトのことを指すようになっています。
公開した記事が検索結果で上位表示されると、オウンドメディアにアクセスするユーザーが増えます。なかには、オウンドメディアを閲覧したあとに、ホームページにアクセスするユーザーもいるでしょう。
オウンドメディアはホームぺージにユーザーを呼び込むための施策になるのです。
リクルートサイト
リクルートサイトの目的は、求職者に自社の魅力をPRし応募を促すこと。最近はインターネットを活用して求人情報を探すことが多いので、企業のホームページにリクルートサイトを置く、もしくは専用のリクルートサイトを作る企業が増えています。
自社の想いをホームページ上で正確に伝えられれば、応募者とのギャップを埋められます。結果として、ミスマッチを減らせることでしょう。
ECサイト
ECサイトとは、インターネット上で商品を販売するホームページです。ECは英語の「electronic commerce」の略で、「電子商取引」と訳されます。
ECサイトの目的は「商品を購入してもらうこと」です。
リアル店舗と違い「いつでも・どこでも」でも買い物ができるため、今や企業活動においてなくてはならない販売戦略と言えるでしょう。
サービスサイト
サービスサイトとは、サービスの情報をメインとしたホームページです。「サービスのことを知ってもらう」目的で作ります。
また、場合によっては「サービスを申し込んでもらう」、いわば「受付窓口」としての役割を担います。
サイトで狙うべきターゲットは、商品やサービスの潜在顧客または顕在顧客の2つになります。このターゲットに対して、商品やサービスに関する情報を提供していくのがサービスサイトの役割です。
ブランドサイト
ブランドサイトとは、ブランドの情報をメインとしたホームページです。「ブランドのことを知ってもらう」「ブランドの価値や信頼性を伝える」ために作ります。
サービスサイトと似ていますが、特定のものを紹介するだけでなく、ブランドごとでそれぞれに特化した情報を掲載したり、ターゲットに合わせたデザインを施せたりします。
まとめ
ホームページにはさまざま種類があり、それぞれに異なる目的と特徴があります。
すべての要素を詰め込んだサイトを作ろうとしても、大した効果は得られません。
企業や商品のイメージをアップさせ売上増につなげるため、上手にそれぞれのページを作り分け運用することが大切です。
自社の戦略に合ったものをチョイスして、より効果的なPRができるようにしましょう。