【広報担当者様必見!】自社の強みを見つける3つのステップ!

「サイトをリニューアルしたい!」
「採用パンフレットを作りたい!」
「広報担当になったはいいものの、なにから始めたらいいのか…」

そんなあなたに、今回はマーケティングに欠かせない、「自社の強み」を見つけるコツを紹介いたします!
ぜひ、最後までご覧くださいませ!

なぜ、自社の強みが必要なの?

今日のランチを決める時、あなたはどうやって選びますか?

たとえば、友人とドライブ中、車の中で食べれるようなものがよい、だけどお腹は空いているから、すぐにでもガッツリ食べたい…

そうすると、ドライブスルーで買えて、そのまま車内で、満腹になれるハンバーガーなんてどうでしょうか?

マーケティングにおいて、このように、顧客のニーズに応えることのできる、自社の強みが大事になっていきます。競合店との違いがわかれば、選ばれる可能性もあがり、事業が順調に成長していくことでしょう。
例えば、配達スピードが速いスタッフが親切珍しい商品を取り扱っているなど、小さなことでも大丈夫です!

お客様に届く!自社の強みを伝える事例

ジムの例

・ロッカー、シャワー、サウナなどの付帯施設を充実させることで、顧客の利便性を向上させることができます。
・ヨガ、ピラティス、ダンスなど、多様なスタジオプログラムを用意することで、顧客の興味や体力に合わせたトレーニングを選択することができます。

動物病院の例

・飼い主へのアフターフォローも充実させており、飼育に関するアドバイスなども提供しています。
・保護犬・保護猫の譲渡会を開催し、里親探しを支援しています。

住宅会社の例

・長期的なアフターメンテナンス体制を整え、住まいをお客様に安心して長くお住まいいただけるようサポートします。
・様々なタイプの住宅を数多く手がけてきた実績があり、豊富なノウハウを持っています。

じゃあ、どうやって見つければいいの?3つのステップを紹介!

「毎日働いているけど、強みを考えたことがない」
「考えてみたはいいものの、特徴がないから思いつかない…」

そんなあなたも大丈夫!
自社の強みは、普段は気が付かないようなところに必ずあるはずです!

さてここからは、実際に3つのステップに分けて紹介していきます。

1.客観的に分析して、書き出してみる

まずはとにかく分析してみましょう。

他社と比較したり、客観的に捉え直したり、逆にもっと限定して考えてみたり…
思いついたところは、とにかく書き出しましょう。どんなに小さなことでも大丈夫!
ここでは、分析して書き出すオススメの方法を2つご紹介します!

「3C分析」を活用する

フレームワークが得意なあなたはこれ!

3C分析は、強み以外にも、課題や現状、戦略など、マーケティングにおいて欠かせない考え方です。
3つの視点から分析をしていきます。

Customer:市場・顧客
Competitor:競合
Company:自社

この3つの頭文字をとって、3C分析と呼ばれています。

Customer:市場・顧客
顧客のニーズ、購買行動、市場規模などを分析し、自社の商品・サービスが顧客にどのように受け入れられるかを判断します。

Competitor:競合
競合の強みや弱み、戦略などを分析し、自社が競争の中でどのように差別化していくかを検討します。

Company:自社
自社の強みや弱み、経営資源などを分析し、競争優位性を築くための戦略を策定します。

問いかけて、見える化してみる

フレームワークは自分には合わない…そんなあなたにはこちら!

色々な質問を投げかけてみましょう。
頭の中であれこれ考えて終わるのではなく、単語でもいいのでどんどん書き出してみましょう。

・商品を作るときに大切にしていることはなんだろう?
・提供するサービスでこだわっていることは何だろう?
・自社は開業からどのくらい経っている?
・自社の商品・サービスはなぜこの価格にしているんだろう?
・他社ではやっていないが、自社ではやっている事は何だろう?
・逆に、敢えて自社ではやっていないことは何だろう?
・自社が継続している事柄は何だろう?
・自社の商品・サービスを利用するのは、どのような客層が多い?
・お客様が困っていることで、自社が解決の助けになっていることはなんだろう?
・最近、お客様に喜ばれたことは何だろう?
・社員やメンバーがやる気になる瞬間はどんな時だろう?
・トラブルを防ぐために工夫していることは何だろう?

このような問いかけに答えていくと、自社を客観的に捉える視点に切り替わります。
日々、当たり前に行う業務で、工夫、知恵を使っていること、さらには心を込めていることが見えてくるのです。

他の社員に聞いてみる

三人寄れば文殊の知恵。1人で考え込まず、他の社員にも聞いてみましょう。

例えば、営業の社員であれば、お客様の反応や、お客様が自社に決める瞬間を実際に見ています。
どのような話をしたとき、どのような行動をしたときに自社の良さが出るのかを知っているでしょう。

製造工程の社員であれば、実務でのこだわりがわかるでしょう。
普段は分からない、品質の良さを支えている場面を、お客様に知ってもらえる機会になるでしょう。

お客様に聞いてみる

「なぜ、自社を選んだのですか?」

聞いてみましょう。
お客様のことは、お客様が一番知っています。
お客様は、自社に価値を感じたからこそ選んでいるのです。
お客様の言葉の端々に、あなたの会社の強みが見えてくるでしょう。

2.書き出した中から強みを見つける

ここまで分析して、書き出したメモたちは、あなたの会社を表しています。
特徴がない…と思っていた自社の良さや特徴が見えてきたのではないでしょうか?
今までは見えていなかった、新しい発見があったかもしれません。
ここは宝の山。強みとして使えそうなものを抜き出してみましょう。

3.お客様に届ける言葉に変身

さあ、いよいよ、抜き出してきた単語を、届ける言葉に変身させましょう。
大切なのは、「お客様が価値を感じる」言葉にすることです。

例えば前述した、ジムで考えてみましょう。
「器具でのトレーニング以外にもコースがあります!」

これでは、具体的な例もなく、あまりピンときません。

「ヨガ、ピラティス、ダンスなど、多様なスタジオプログラムを用意することで、顧客の興味や体力に合わせたトレーニングを選択することができます」
具体的にあげることで、お客様の目に留まりやすくなるのではないでしょうか。

あなたの会社の商品・サービスを利用する時、どのようないいことがあるのか。
お客様の視点になって考えていきましょう。

気をつけて!自社の強みを見つける時に陥りがちな落とし穴

なんか”いい感じの言葉”にしなければ、と思い込む

言葉を考えるときに陥りがちなのがこの罠。
あまり高尚な言葉を使いすぎると、お客様は、「距離感があるなぁ…」と感じられてしまうかもしれません。
あなたの会社「らしさ」が出れば、無理にいい感じの言葉にする必要はないのです。むしろやさしい言葉の方が、親近感があって素敵に感じられることもあるでしょう。

実際とかけ離れた言葉になっている

そんな強みは無いのに、言葉が先行してしまうことにも注意です。
実際の商品・サービスとかけ離れた言葉を強みとしていると、「全然違った」と感じたお客様からの不信感を呼ぶことになるでしょう。
「このような商品・サービスでありたい」と目指すのなら、かけ離れた言葉にせず、現状に合う言葉にしましょう。
その上で、目指すビジョンに向かえば、そのうちに強みとして伝えても問題ない時期がやってくるはずです。

まとめ

自社のことを知るには、まず他と比較することが大事です。
一歩引いて客観的にみる機会を作ることで、「違い」に気づくことができるようになります。
そうして掘り下げていくと、気が付かなかった「良さ」が見えるようになります。

1.客観的に分析して、書き出してみる
2.書き出した中から強みを見つける
3.お客様に届ける言葉に変身

自社の強みは、HPのリニューアルや採用パンフレットなど、デザインを考える際にも大事なステップです。

テイク・シーではヒアリングを丁寧に行い、お客様に合ったHPやパンフレットなどを制作いたします!
お気軽にご相談ください!