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広告の種類と特徴〜おまけの費用感〜

広告の種類と特徴

広告には様々な種類があり、広告宣伝を考えているお店や企業、広告担当者からすると「一体どの広告が効果的なのか?」と悩むことも少なくないと思います。そんな時にまず必要なのがやっぱりそれぞれの広告の種類と特徴を知ること。
広告は大きく分けて「インターネット広告(ネット広告)」「マス広告」「SP広告」3つに分けることができ、それぞれの種類ごとに様々な広告媒体があります。その特徴やメリット、デメリットを知る事は、最適な広告媒体を見つけるまでのコスト削減にもつながります。

このページでは主な広告の種類と特徴(と費用感)をメリットとデメリットにフォーカスしながらご紹介します。

1)インターネット広告(ネット広告)

ホームページやブログ、アプリなどに表示される広告です。画像や動画、テキストを利用したものがあります。基本的には、ユーザーに広告をクリックしてもらうことで広告主のホームページやキャンペーンサイトに誘導します。

特に近年はこのネット広告をどれだけ活用できるかが集客の決め手となることが多く、企業の実際の広告予算もかなりの割合がこのネット広告に割り当てられるケースが多くなっています。

ネット広告

1-1)リスティング広告(検索広告)

GoogleやYahoo!などの検索エンジンでユーザーが「検索」を行った際に、入力した検索キーワードによって表示される広告です。

メリットは実際の検索キーワードに連動しているので訴求力が高く、コンバージョン率も高い傾向にあることです。デメリットは広告文や入札金額の設定、或いは最適なキーワード群の考察など運用に対しての継続的な手間がかかることです。

費用は1クリックあたり10円~20円と安いものから、1クリック500円以上の高額なものまであります。提供するサービスや表示させたいキーワードによって大幅に変わります。
※特に金融や保険系のキーワードが高額になる傾向があります。

1-2)リスティング広告(GDN広告)

Googleのアドネットワーク広告です。メリットは国内90%超のユーザーにアクセスできる圧倒的なカバー率と厳格な配信先審査体制による配信先のWEBページの品質です。デメリット特に見つかりませんが、敢えていうならば広告する内容の制限が厳しいところでしょうか。

費用は検索広告と同じくCPC課金、または1000インプレッション毎に課金される仕組みです。CPCの場合、検索広告より1クリックあたりの価格は安価になります。

1-3)DSP広告

DSP(Demand-Side Platform)広告とは複数のアドネットワークに対して広告配信を行うことができる広告プラットフォームです。メリットはDSPのデータに基づき、最適なユーザーと出稿先に表示させることができることです。デメリットは一部のDSPを除き広告の配信先が分からないので次回の広告掲載への施作に活かせないこと、またそれぞれDSPが保有するデータやアルゴリズムによって配信先のユーザーの選定が異なることです。
費用は1000インプレッションあたり1円~となります。

1-4)純広告

ある特定のWEBメディアの広告枠を買い取っって掲載する広告です。日本で最も有名なのはYahoo!に掲載する純広告でしょうか。メリットはわざわざ広告枠を買い取らないと掲載できないくらいですから、後述のマス広告のような信用感や信頼感などのブランディング力とユーザーへの訴求力です。デメリットは枠の買取りなので、掲載先のメディアや掲載場所にもよりますが費用が高額になりがちなことです。

費用は幅広いですが、数十万~100万円以上となります。

1-5)ソーシャルメディア広告

FacebookやInstagram、Twitterなどのソーシャルメディアで配信する広告です。メリットはSNSの特徴を活かした拡散力とターゲティングのしやすさ。それに加えて低コストでもある程度満足できるリーチ数を確保できること。デメリットは予算の調整が案外難しく手間が必要なことです。

費用は比較的安く、1日300円~配信が可能です。(現実的にはもう少し必要なことが多いですが)

1-6)ネイティブ広告

いわゆる記事型の広告に見えないコンテンツ形式の広告です。メリットは「広告経由」ではなくコンテンツの流れで自然に広告主のWEBサイトに誘導できることでしょうか。デメリットは広告掲載費用の他にコンテンツ作成の手間とコストが必要になる場合が多いことです。これは費用感にも影響するのですが、掲載先の媒体によりシステムが大きく異なります。

1-7)動画広告

youtube広告に代表される動画と音声で配信する視聴型の広告です。他にも各種ソーシャルメディアでも動画広告は配信可能です。メリットは動画と音声の広告ですので視覚的にも聴覚的にもアプローチできることです。特に「ながら作業」をする人も増えていますので、聴覚的なアプローチができるということは大きなメリットかなと個人的には思っています。デメリットは動画コンテンツ作成の手間とコストです。

費用感は1クリック(1視聴)10円~数百円となります。

余談ですが、動画コンテンツについては既にCM素材を持っているという場合なら(権利関係にもよりますが)、そのまま広告配信が可能なのでコンテンツ作成の必要はありませんね。それに、コストについては完全にWEBムービー前提で作成することでコストカットが可能です※ウチでもやってます※。

2)マス広告

テレビ/ラジオ/新聞/雑誌のいわゆる4マス媒体に出稿する広告です。(特定の雑誌媒体を除けば)ユーザー属性を問わない不特定多数のユーザーに向けてアプローチします。費用が全体的に高額ですが、歴史の長い広告媒体なのでユーザーにとって信頼性が高い印象を与えることができ、ブランディング効果も高い種類の広告です。

2-1)テレビCM

ご存知テレビCM。基本的には15秒の映像と音声コンテンツです。メリットは広範囲にアプローチすることができ、マス媒体特有の信頼感と高いブランディング効果を感じさせることができることです。デメリットは広告コストが高く、CM素材の作成費用も同様に高額になることが多いこと、また素材の作成まで含めると実行までの準備期間や手間がかかることです。

費用感は15秒CM1本あたりで80,000円前後~です。但し、時間帯や番組で価格は大きく異なります。加えて補足すると各都道府県でも金額は大きく変わります。基本的には人口の多いところほど高くなります。

近年「テレビ離れ」とよく言われていますが、広告予算がある程度確保できるなならテレビCMはやる価値があると思っています。それほど、テレビのブランディング力は捨てがたいものがまだあります。

2-2)新聞

新聞広告はマス媒体特有の信頼感と高いブランディング効果を感じさせることができます。近年は若年者を中心に新聞の購読者数が減少していることから、以前ほどの広告効果があるとは考えづらい傾向にあります。但し、購読者数は減少していますが、もう一つの特徴として高所得者ほど購読率が高くなっているという特徴もありますので、提供するサービスや商品次第では利用価値の高い媒体です。コスト感については地域や媒体の規模でかなり差がありますのでここでは触れません。

2-3)雑誌広告

雑誌媒体に掲載する広告です。それぞれの雑誌の読者層、つまり性別や年齢、好みなどで詳細にターゲティングした広告活動が行えます。デメリットはマス媒体全体に言えることでもありますが、ネットメディアの充実で全体のボリュームや価値が縮小していることです。加えて、掲載コストも比較的高額で新聞と同じく地域や媒体の規模でかなり差があります。

2-4)ラジオ

ラジオ番組の間や途中で音声で放送される広告です。音声で印象に残りやすい反面、音声しかないので伝わりづらい場合もあります。費用は安くて5万円前後~とマス媒体としては割安です。

ここまでの解説では、もしかするとメリットよりデメリットの方が大きく感じるかもしれませんが、もともとマス媒体は「ながら見」に適した媒体です。例えば「テレビをつけたまま雑誌を見て、音声で気になる音やワードが聞こえたらテレビを見る」だったり、「勉強をしながらラジオを聴く」だったりしいました。

それが、テレビやラジオの代わりがyoutubeになったり、雑誌の変わりがスマホだったりに変わっているだけだとも言えます。

従って、インターネットによる広告宣伝が中心となりつつある今でも、マス媒体の有効性とブランディング力は高い利用価値があると個人的には考えています。

3)SP広告

SP広告は「セールスプロモーション広告」のことで、いわゆる販売促進(セールスプロモーション)を目的とした広告の中で4マス媒体とインターネット広告以外のものを差します。折り込みチラシやデジタルサイネージ、交通広告やイベントプロモーションなどがこれに当たります。

3-1)折り込みチラシ

新聞と一緒に配布される広告です。メリットは比較的短期間でのレスポンスが期待できることと、小さなエリアでも配布可能なことから低コストでも実施が可能なこと。反面、広告効果が短く配布ターゲット層やカバー率が媒体である新聞本体に左右されることです。
費用面ではA4~B4サイズなら1枚あたり3円~5円程度(都道府県によって異なります)です。
但しチラシの印刷代やデザイン制作費用が別途必要です。

※チラシの折込料金は、基本的に枚数に関係なく1枚あたり〇〇円といった料金です。従って、実施費用としてはチラシ製作費が費用に大きく影響します。複数回数チラシを配布する場合などは、同一内容であるなら多めにチラシを作成しておくことで、1回あたりのコストを下げることができます。

3-2)フリーペーパー

特定の配布場所や各配布先に無料で配られる紙メディアの広告です。メリットはこのタイプのメディアの場合、雑誌と同じく各メディアごとに特定のターゲット層にアプローチしやすいことです。デメリットは廃棄されやすいメディアであるということです。

費用は1ページあたりの掲載費用が概ね40万円~とどちらかというと高額な部類です。

3-3)屋外広告

野立て看板や屋上看板による広告です。駅前などの交通量が多い場所ならば絶大な広告効果とブランディング効果があります。デメリットはこの手の広告物の場合、思っているより「大きい(というより巨大)」ので、まず看板の作成と設置費用が想像以上に高額になること。

費用感としては場所やサイズで大きく異なりますが、「ある程度広告効果が期待できる場所とサイズ」という前提ならば、概ね1ヶ月30万~といったところでしょう。

他にもデジタルサイネージやバスや電車内の交通広告、DMなどがあります。

4)まとめ

ここまで主な広告の種類について紹介しました。

広告宣伝で重要な要素のひとつである「どんな人に」ターゲティングするか。そしてその人に効果的にアプローチするために「どんな方法」を使うか。或いは、どんな組み合わせで広告宣伝を行うか。考えていくことは山積みですが、この記事が少しでもお役に立てば嬉しいです。

個人的な意見ですが、特にローカルビジネスほどネット広告を重視すべきではないかと考えています。
というのも、マス広告やSP広告は基本的に費用が高額になりがちなので、特に入り口としては少しハードルが高いような気がします。もちろん、工夫次第でコストの削減は可能ですし、色々なメディアを組み合わせて最大限の効果を発揮するようにプランニングすることも私たちの仕事ですが、考え方の中心としてネット広告やホームページを中心に全体の広告宣伝をプランニングすることをお勧めしています。

WEBRU(ウェブル)は熊本・福岡・佐賀を中心に活動するホームページ制作会社です。チラシやパンフレットのデザイン制作や媒体広告のデザイン、またはテレビCMなどの映像作成も行っております。ホームページだけではなく、広告全体についてもサポート可能です。どうぞお気軽にご相談ください。